おてがるPayのメリット・デメリットと評判は?JMSに問い合わせた感想まとめ!

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スマホ決済サービス

「おてがるPay」は、JCB・三菱UFJニコス・UCカードが共同出資しているJMSというクレジットカード決済代行会社が運営しているサービスです。

iPhone又は、iPadとカードリーダー端末があればクレジットカード・電子マネー決済が可能になり、更にキャッシュレス・消費者還元事業により端末代金も無料になる為、導入ハードルが非常に低く、開始するなら今しかない状況ですね。

ただ、競合他社として「Square・楽天ペイ・Coiney・Airペイ・Times Pay」の5社があるのが迷いどころです。

では、違いは何なのか?

この記事は比較したメリット・デメリットを徹底的にまとめます。

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メリット

JCBプレモにも対応

JCBプレモは、FamilyMart・LAWSON・Amazon・ユニクロ等、全国30万店舗以上で利用できるプリペイドカードです。

家族・友人の誕生日や結婚・出産等のお祝い時にプレゼントされる事も多く、2019年7月2日〜9月2日まではFamilyMartで5,000円券を4,900円でゲットできるキャンペーンも実施しています。

JCBプレモが利用できるからと言って、利用客が大幅に増えることはないと思いますが、他社が利用できない決済手段を持っていることは大きなメリットになりえます。

 

カードリーダー端末・プリンタが無料

2020年4月までにキャッシュレス・消費者還元事業への申請及び、政府が実施する審査通過により、無料でカードリーダー(税抜21,000円)とプリンター(税抜21,000円)を手に入れられます。

ただし、国の審査に落ちて「おてがるPay」の審査のみ通過した場合は、上記2点の代金、税抜42,000円を支払わなければなりません。「おてがるPay」の窓口に問い合わせたところ

請求時期は未定。

との事でした。

可能性としては低くなりますが、端末代金の負担が全く必要ないTimes Payに比べると、少し見劣りしてしまいますね・・・

 

分割・リボ・ボーナス一括払いにも対応

業種にもよりますが「おてがるPay」は24回までの分割払いやリボ払いに対応しています。ただし、飲食業は分割・リボ払いが対象外です。

また、決済業者と国際ブランドによって分割・リボ払いに対応しているか否かが異なります。事実、競合他社のCoineyVISA、MasterCardのみ。Times PayVISA、MasterCard、Diners Clubのみです。

「おてがるPay」に問い合わせたところ、、、

状況により違う為、国際ブランドの対応状況は答えられない。

との事でした。

よって、高額な決済が多く、リボ・分割払いの利用頻度が高そうな店舗で導入する場合には、対応状況をしっかりと確認したうえでの申し込みを強くお薦めします。

 

売上金入金は月2回・月6回払いを選択可

「おてがるPay」の売上金入金は月2回と6回のいずれかを選択できます。

 締め日支払日
月2回16~月末15日
1~15日30日
月6回25~末日5日
1~5日10日
6~10日15日
11~15日20日
16~20日25日
21~25日30日
※支払日が土日祝日の場合、翌営業日に入金されます。

 

ゆうちょ銀行が利用できない為、不便に感じる方もいると思いますが、振込手数料は無料ですし、最短5日程度で入金されます。翌日入金される楽天ペイにはかないませんが、資金ショートの可能性が他社より少なくなる点はメリットだと思います。

決済会社最短入金日
Square翌営業日
楽天ペイ翌日
Coiney2週間程度
Airペイ5日程度
Times Pay2週間程度
おてがるPay5日程度

 

デメリット

審査の期間が長い

Times Payと同じく一次・二次審査に別れておらず、審査完了まで1か月ほどかかります。

他社が最短3日で終わることを考えると、利用開始まで相当の時間がかかることになります。「時間がかかる=審査が厳しい?」と余計な事も考えてしまいますね・・・

 1次審査2次審査
Square・Visa
・MasterCard
・American Expres
⇒最短当日
・JCB
・Diners Club
・Discover
⇒最短3日
楽天ペイ・Visa
・MasterCard
・楽天Edy
・交通系電子マネー
・nanaco
⇒最短3~4営業日
・JCB
・American Express
・Diners Club
・Discover
・QUICPay
・iD
⇒最短2週間程度
Coiney・Visa
・MasterCard
・SAISON Card
・WeChat Pay
⇒最短2~3営業日
・American Express
・JCB
・Diners Club
・Discover Card
⇒最短5営業日
Airペイ・VISA
・MasterCard
⇒最短3営業日
・JCB
・American Express
・Diners Club
・Discover
・交通系電子マネー
・QUICPay
・iD
⇒最短4営業日
Times Pay
おてがるPay
・VISA
・MasterCard
(・Union Pay)
⇒3週間~1ヵ月程
・JCB
・American Express
・Diners Club
・Discover
・電子マネー
⇒3週間~1ヵ月程
※Times PayとおてがるPayを除き、2次審査の起算日は1次審査の終了日です。
※Union Payは、おてがるPayのみ対応しています。

 

Androidに非対応

「おてがるPay」を利用する為には、カードリーダー端末・プリンタと「iPhone又はiPad」のいずれかが必要になります。他社はAirペイを除きAndroid端末に対応しているので選択肢が狭まる点でデメリットと言えます。

また上述したように、国の審査に通過すればカードリーダー端末やプリンタも無料でゲットできますが、iPhone等はご自身で用意しなければなりません。楽天ペイTimes Payは3点セットを無料でゲットできる点を考えると、魅力は半減してしまいますね。

 

American Expressの手数料が高い

「おてがるPay」は、American Expressの手数料が他社と比べて0.5%高くなります。

 SquareAirペイ/楽天ペイ/コイニーTimes Pay/おてがるPay
VISA

3.25%

3.24%

Master
Card

3.25%

3.24%

American
Express

3.25%

3.24%

3.74%

JCB

3.95%

3.74%

Diners
Club

3.25%

3.74%

Discover
Card

3.25%

3.74%

※2019年10月~2020年6月までの9ヵ月間は、キャッシュレス・消費者還元事業によりDiscoverを除き手数料は2.16%になります。尚、導入状況により料率が異なる場合もあります。

アメックスの世界シェアは3%なので、影響は大きくなさそうですが、最安の事業者を利用するより出費が増えてしまう事は確実です。

尚、「おてがるPay」の公式サイトには、、、

◆3.24%
VISA、MasterCard、DC、UFJ Card、NICOS、UC

◆3.74%
JCB、AmericanExpress、Diners Club、DISCOVER、Union Pay

と記載があり他社よりも対応ブランドが多いように感じます。

ですが、上記のうち「DC、UFJ Card、NICOS、UC」は国際ブランドではありません。そもそもクレジットカードは、基本的に7種類の国際ブランドのいずれかと提携しており、それは上記4種類も同じです。

 国際ブランド
DCVISA、MasterCard
UFJ CardVISA
(NICOSが発行する提携カードはMasterCard、JCB、アメックスも有)
NICOSVISA、MasterCard
(MUFG銀行が発行する提携カードはJCB、American Expressも有)
UCVISA、MasterCard
(セゾンカードが発行する提携カードはJCB、American Expressも有)

 

つまり、国際ブランドに対応していれば、カードブランドは関係なく決済できるんです。ではなぜ、「おてがるPay」は「DC、UFJ Card、NICOS、UC」をわざわざ表記しているのか?

出資企業という一面もあると思いますが、その他にもメリットになりえる部分があります。上述したように、各社が提携するカードにはVISA・MasterCardだけでなくJCBやAmerican Expressもあります。

そこで、NICOSカード(MUFGカード JCB)を例に挙げてみましょう。

もし、NICOSカード=3.24%の表記が無ければ手数料は、、、

  • JCB⇒3.74%

となります。

ですが、NICOSカード=3.24%の表記があると、、、

  • JCB⇒3.74%
  • NICOSカード⇒3.24%

と、NICOSカードの手数料が適用される可能性があり、競合他社よりも料率が低くなるかもしれません。ただ、「おてがるPay」に問い合わせたところ、

どちらの料率が適用になるかは不明。

との事でした。

ですが、競合他社であるCoineyは、国際ブランドよりもカードブランドの手数料を優先するため、「おてがるPay」もカードブランドの料率が適用される場面があると思われます。

電子マネーの手数料が高い

「おてがるPay」は、以下の電子マネーに対応しています。

 楽天ペイAirペイコイニーTimes PayおてがるPay
楽天Edy3.24%××××
Suica3.24%3.24%3.24%3.24%3.74%
PASMO3.24%3.24%3.24%3.24%3.74%
Kitaca3.24%3.24%3.24%3.24%3.74%
TOICA3.24%3.24%3.24%3.24%3.74%
manaca3.24%3.24%3.24%3.24%3.74%
ICOCA3.24%3.24%3.24%3.24%3.74%
SUGOCA3.24%3.24%3.24%3.24%3.74%
nimoca3.24%3.24%3.24%3.24%3.74%
はやかけん3.24%3.24%3.24%3.24%3.74%
nanaco3.24%××3.24%×
WAON×××3.24%×
iD3.74%3.74%××3.74%
QUICPay+3.74%3.74%××3.74%
Apple Pay3.74%3.74%××3.74%
※2019年10月~2020年6月までの9ヵ月間は、キャッシュレス・消費者還元事業により手数料が2.16%になるブランドもありますが、導入状況により料率が異なる場合もあります。

しかしながら、他社と比べ手数料が高い点やnanaco・WAON等の主要電子マネーに非対応の点を考えるとお世辞にもメリットとはいえません。手数料が0.5%高くなると10万円なら500円100万円なら5,000円の損をしてしまうことになります。

以下のように、電子マネーの決済金額が年々増えている事を考えると、高い手数料を支払ってまで「おてがるPay」選択する理由は少なくなりますね・・・

 決済金額
(億円)
決済件数
(百万件)
2011年19,6432,237
2012年24,6712,720
2013年31,3553,294
2014年40,1404,040
2015年46,4434,678
2016年51,4365,192

 

評判やメリット・デメリットまとめ

以上、「おてがるPay」のメリット・デメリットについてまとめてみました。

メリットデメリット
・知名度が高い
・JCBプレモにも対応
・カードリーダー端末・プリンタが無料
・売上金入金は月2回・月6回払いを選択可
・審査の期間が長い
・Androidに非対応
・American Expressの手数料が高い
・電子マネーの手数料が高い

 

上記のように「おてがるPay」は、他社と比べてメリットになりえる部分はありますが、突出する魅力はありません。強いて言えばJCB・三菱UFJニコス・UCカードが共同出資しているという事業という絶対的な知名度だと思います。

ですが、Androidの端末に非対応ですし、アメックス・電子マネーの手数料が他社と比べて高い為、長期継続的に利用すれば費用がかさむ可能性が高くなります。

また、問い合わせした時のオペレーターの方の対応が、お世辞にも心地よいとは言えませんでした。

不満に感じたのは一人だけではありません。

確かに消費税増税が迫っており、忙しいのは仕方がないと思うのですが、電話を早く切りたい気持ちがビンビンに伝わってきました。また、答えられない質問に対して調べようとせず曖昧な回答で済ませようとする。更に質問を続けるとあからさまに不機嫌になる。

サービス云々の前に、トラブル時にしっかりと対応してもらえるのかと不安な気持ちになりました。

 

◆参考記事

【6社を徹底比較】電子マネーやQRコード決済・クレジットカードリーダー端末を店舗に導入するならどこがお薦め?
この記事は、「Square・楽天ペイ・Coiney・Airペイ・Times Pay・おてがるPay」の6社を比較対象としています。 2019年10月からキャッシュレス消費者還元事業が開始される為、ほとんどの店舗がクレジットカードや電子...

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