株式会社ゼンショーホールディングスが発行する電子マネー「CooCa(クーカ)」。
nanacoや楽天Edy等と比べて利用できる店舗は少ないですが、お得なキャンペーンも実施しているので限定的ではありますが、十分に活用できる電子マネーだと思います。
ということで今回は、CooCaの使い方やメリット・デメリットについてまとめてみました。
CooCaの利用方法
CooCaは事前にチャージを行い、その残高内で対象店舗にてショッピングができる電子マネーです。
使える店舗は?
全国的に使える店舗は、すき家・はま寿司・ココス・焼き肉宝島がありますね。尚、「ZENSHO CooCa取扱店検索」にて確認出来る店舗でしか利用はできないので注意が必要です。
利用可能店舗 | ||
---|---|---|
すき家 | はま寿司 | ココス |
焼き肉宝島 | ジョリーパスタ | 華屋与兵衛 |
和食よへい | ヴィクトリアステーション | いちばん |
牛庵 | ミルキーウェイ | ビッグボーイ |
※京都府内、富山、石川、福井、岐阜、滋賀、奈良県とのココスでは利用不可。 |
チャージ
CooCaを利用するには上述した「使える店舗」にてプリペイドカードの発行が必要になり、同時に1,000円分の現金チャージも必須です。
2回目以降の入金は、1回につき1,000円単位で49,000円まで。最大10万円までチャージができます。入金方法は、下記2つの方法があります。
- レジにて現金チャージ
- 会員サイト「my Cooca」にてクレジットカードチャージ
決済方法と会員登録
CooCaの決済方法は、下記2種類があります。
- プリペイドカード決済
- スマホでのバーコード決済
プリペイドカード決済なら会員登録をしなくてもポイントは獲得できますが、ポイント利用はできません。また、スマホでのバーコード決済は事前の会員登録が必須です。
登録は、Webまたは郵送(店舗内のガイドブックに添付された申込書)にて可能ですがプリペイドカードに記載のカード番号とPIN番号が必要です。
ポイントの利用方法
CooCaでの決済により200円につき1円分(還元率0.5%)のCooCaポイントが付与されます。ポイントはWebから100円単位でCooCaクーポンへ交換できます。
会計時にCooCaクーポンを提示して決済を行いましょう。
メリット
クレジットカードチャージ
電子マネー全般に言えることですが、クレジットカードでCooCaに入金してから、ショッピングをするとポイントの二重取りが可能です。(クレジットカードによっては、付与対象外の場合有)
例えば、現金でチャージした場合は、CooCaでのショッピングで得られる0.5%のポイントしか獲得できませんが、還元率1%のクレジットカードでチャージした場合、クレカ決済によるポイントとCooCaでの決済による2種類のポイントを獲得できます。
現金 | クレジットカード (還元率1%) |
---|---|
・50pt (1万×0.5%) ⇒合計50pt | ・50pt (1万×0.5%) ・100pt (1万×1.0%) ⇒合計150pt |
毎月25~27日は3%のポイント獲得
通常は、チャージで付与されるCooCaポイントはありませんが、毎月25~27日の3日間は1万円以上のチャージをすると3%のポイントを獲得できます。
また、還元率1%のクレジットカードで1万円のチャージを行いCooCaで1万円のショッピングを行うと得られるポイントは、450pt。実質4.5%になります。
通常 | 25~27日 |
---|---|
・50pt (1万×0.5%) ・100pt (1万×1.0%) ⇒合計150pt | ・50pt (1万×0.5%) ・100pt (1万×1.0%) ・300pt (1万×3.0%) ⇒合計450pt |
CooCaの日はポイント9倍
毎月9の付く9・19・29日にCooCaでショッピングをすると、通常の9倍のCooCaポイントを獲得できます。
例えば、CooCaで1万円のショッピングをしても通常は、50ptですが、CooCaの日は450pt。更に、毎月25~27日のチャージポイント3%。極めつけはクレジットカードの還元率を1%とすると、合計で実質8.5%と驚異的な還元率になります。
通常 | 毎月9の付く日と25~27日 |
---|---|
・50pt (1万×0.5%) ・100pt (1万×1.0%) ⇒合計150pt | ・450pt (1万×4.5%) ・100pt (1万×1.0%) ・300pt (1万×3.0%) ⇒合計850pt |
現金との併用も可能
CooCaは、他の電子マネーと異なり現金との併用が可能です。
例えば、CooCaの残高が500円で会計が600円の時。500円はCooCa、残り100円は現金という決済ができます。nanacoやWAON等の主要電子マネーは、柔軟な決済ができない為、大きなメリットといえます。
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還元率 | 年会費 | |
---|---|---|
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デメリット
CooCaクーポンの有効期限が短い
CooCaポイントはクーポンへ交換することで対象店舗にて利用ができます。しかしながら、CooCaクーポンの有効期限は3ヵ月と短いです。
よって、クーポンへの交換はポイント利用直前に限定するようにしましょう。
有効期限 (最終利用日から起算) |
|
---|---|
CooCaマネー | 2年間 |
CooCaポイント | 1年間 |
CooCaクーポン | 3ヵ月 |
100pt単位でのみ利用可
nanacoやWAON等の主要電子マネーは1円単位でポイント利用が可能ですが、CooCaのポイントは、100円単位でしか利用ができません。
しかしながら、ファミリー登録をすることで、デメリットの一部は解消できます。ファミリー登録はCooCaポイントを家族・友人同士で共有できるサービスです。
各々でCooCaのポイントを貯めておけば、一緒に対象店舗へ出かけた際に、まとめてポイント利用ができます。家族間であれば支払ったポイント数が「多い・少ない」でもめる事もなさそうですね。(笑)
まとめ
メリット | デメリット |
---|---|
・クレジットカードチャージはお得 ・現金との併用も可能 ・毎月25~27日は3%のポイント獲得 ・CooCaの日はポイント9倍 | ・CooCaクーポンの有効期限が短い ・100pt単位でのみ利用可 ・Web上で完結不可 |
以上、CooCaの使い方やメリット・デメリットについてまとめてみました。
CooCaでの決済は0.5%と他の電子マネーと変わりませんが、還元率1%のクレジットカード利用に「毎月25~27日」と「9の付く日」の大幅なポイント増量キャンペーンを併用することで最大8.5%の驚異的な還元率となるのは大きな魅力です。
確かに、対象店舗は主要電子マネーに比べると少ないですし、ポイントも100pt単位の利用と不便に感じる部分もありますが、年会費等もかからないので頻繁に利用する店舗が近くにあれば、登録していて損は無い電子マネーだと思います。
今後の店舗数の増加に期待しましょう。
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