リクルートカードの解約手続きについてまとめてみました。
クレジットカードの退会は驚くほど簡単にできてしまいますが反面、確認を怠ると後で面倒なことになりかねません。また、リクルートカードは1.2%(1,000円につき120円)という高還元率のクレジットカードで年会費もかかりません。
更に以下のようなメリットもあります。
- 税金等の支払いに使えるnanacoへのチャージでポイント還元
- 傷害・ショッピング保険が付帯
- 利用可能額への反映が早い
上記メリットに関係なく解約をされたい方は、注意事項を確認のうえ手続きを行いましょう。
手続き方法
インターネットでの手続きはできない為、電話連絡が必要になります。
カード種別 | 年会費 | 還元率 |
---|---|---|
リクルートカードプラス (JCB) | 税抜2,000円 | 2% |
リクルートカード (JCB) | 永年無料 | 1.2% |
リクルートカード (VISA) | 永年無料 | 1.2% |
リクルートカード (Mastercard) | 永年無料 | 1.2% |
尚、リクルートカードには上記4種類があり、国際ブランドにより窓口が異なります。
会員種別等 | 電話番号 | |
---|---|---|
V I S A / M a s t e r | 一般・学生・イニシャル会員 (年末年始除く9時から17時) | 0570-050535 (03-5489-6165) |
プレミオ・ゴールド会員 (24時間年中無休) | 0570-022115 (03-5489-0292) |
|
ゴールドプレステージ会員 (24時間年中無休) | 0120-722720 (03-5489-3352) |
|
J C B | 東京 | 0422-76-1700 |
大阪 | 06-6941-1700 | |
福岡 | 092-712-4450 | |
札幌 | 011-271-1411 | |
※JCBの営業時間は9時~17時(年中無休)です。 ※「0570~」から始まる電話番号は「かけ放題」でも通話料がかかります。 |
又、「個人情報の変更」にも記載しますが、解約時に個人情報の変更がある場合には、申告をした方が安全です。自動音声サービスでの変更はできませんので、営業時間内にオペレーターへ繋がる窓口へ連絡を行いましょう。
注意事項
継続決済
公共料金や電話料金、保険料等の毎月請求される支払いに関しては、カード番号が利用できなくなりますので、再度手続きが必要になります。
特に保険料等は支払い方法の変更を怠ると、強制解約になってしまい今まで納めた保険料が水の泡になってしまう可能性があります。又、携帯電話の料金も重要です。機種代金を分割払いにしている場合は、支払いの遅延によりご自身の信用情報に傷を付ける可能性があり、今後のクレジットカード発行やローンを組む時に影響してきます。
できればカード解約前に全ての手続きを行うようにしましょう。
ETC・家族カードも同時解約
ETCカードや家族カード等の付帯カードも同時に自動解約となります。
ETCカードにおいては、解約後に破棄を忘れているとETCゲートバーが開かず、事故に繋がる危険性がありますので必ず、ハサミで切って処分をしましょう。
又、家族カードで継続決済を行っている場合にも再手続きが必要になります。家族会員の方には、利用できなくなる旨、予め伝えておきましょう。
残高支払い
リボ・分割払いの残高が残っている場合は今までと同様に請求される為、解約するからといって一括で支払う必要はありません。尚、請求金額については解約後もインターネット上で確認することができます。
また、解約後に一回払いの買い物をあとからリボ・分割払いに変更する事はできませんので、必要があれば解約前に忘れずに手続きを行うようにしましょう。
解約の証明書
住宅ローン等を組む際に必要になるクレジットカードの脱会証明書。リクルートカードは申告は必要ですが、手数料無料で発行してもらえます。
-
- VISA/Mastercard⇒解約完了通知書
- JCB⇒退会完了通知書
但し、残高0円の証明書に関しては、リボ等の残高がある状態では発行できませんので注意が必要です。
個人情報の変更
引っ越し済みや今後、引っ越し予定のある方。解約時には住所変更の手続きをおすすめします。
理由は請求書が届かなくなるから。
「カードの利用残高が残っていないから関係ない」と思うかもしれません。しかしながら、請求が発生するタイミングって私達が利用した日ではなく、決済した店舗が請求を計上した日です。
遅い店舗であれば1ヵ月、2ヵ月程かかることもありますしETCカードの支払いに至っては、もっと遅くなる場合もある。そうなると忘れた頃に請求が発生していて気がつかないうちに「延滞」という事態におちいってしまいかねません。
勿論、引き落とし口座は変わりませんので残高があれば問題ありませんが、万一に備えて変更手続きをする事が延滞を防ぐ。つまりは、自分自身の身を守ることに繋がると思います。
ポイント
リクルートカードの利用で貯まったポイントは解約しても失効しません。理由はポイントがクレジットカードではなくリクルートIDに附随しているからです。
リクルートIDを解約する為にはカードとは別に手続きが必要です。解約方法についてはコチラをご確認ください。
リクルートカードプラスは更新できる?
上述したようにリクルートカードは4種類のカードがあります。
カード種別 | 年会費 | 還元率 |
---|---|---|
リクルートカードプラス (JCB) | 税抜2,000円 | 2% |
リクルートカード (JCB) | 永年無料 | 1.2% |
リクルートカード (VISA) | 永年無料 | 1.2% |
リクルートカード (Mastercard) | 永年無料 | 1.2% |
そして2017年現在、既に新規発行を停止しているリクルートカードプラス(JCB)というカードがあります。年会費はかかりますが、このカードの還元率は2%と、現在発行できるカードよりも高いんです。
よって一度、解約してしまうと2%の還元を受けられなくなります。リクルートカードプラスは今のところ更新カードも発行されますし、還元率の改悪予定もありませんので、解約前は熟考されることをお薦めします。
まとめ
以上、リクルートカードの解約手続きについてまとめてみました。
クレジットカードの解約手続きは電話1本で驚くほど簡単に行えます。しかしながら、解約してしまうとカード番号は使えなくなります。また、リクルートカードプラスに関しては発行も停止している為、上述した2%の還元を受けられなくなります。
「こんなはずではなかった」と後悔する前に解約前には注意事項をしっかりと確認するようにしましょう。
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