楽天カードはクレジットカード機能のみ。楽天銀行カードはクレジット機能と楽天銀行のキャッシュカードが一体化されています。一体化により便利に見えますが、国際ブランドはJCBのみ・家族カード付帯不可・手続きが楽天カードと楽天銀行の2社に必要・再発行のたびにカード番号が変更になるなどデメリットも多くあります。この記事では2026年版として、両カードの違い・切り替え時の注意点・メリット・デメリットを完全解説します。
楽天銀行カードの種類と楽天カードの種類(2026年版)
楽天銀行カードには3種類あります。楽天銀行カード以外の「セディナカード」「ジョーヌカード」は楽天カード株式会社ではなく別会社との提携カードです。キャンペーン内容・還元ポイントが異なるため申し込みの際は注意が必要です。
| カード種別 | 還元率 | 年会費 |
|---|---|---|
| 楽天銀行カード(楽天カード株式会社との提携) | 1% | 無料 |
| 楽天銀行セディナカード(株式会社セディナとの提携) | 0.5% | 2,000円(税込) |
| 楽天銀行ジョーヌカード(九州カード株式会社との提携) | 0.5% | 無料 |
| ※楽天カードとの重複所持はできません。 | ||
| カード種別 | 本カード | 家族カード | ETCカード |
|---|---|---|---|
| 楽天カード | 無料 | 無料 | 550円(税込)※ |
| 楽天PINKカード | 無料 | 無料 | 550円(税込)※ |
| 楽天銀行カード | 無料 | 付帯不可 | 550円(税込) |
| 楽天ANAマイレージクラブカード | 初年度無料 翌年以降500円(税込)※ |
無料 | 無料 |
| 楽天カードアカデミー | 無料 | 付帯不可 | 付帯不可 |
| 楽天ゴールドカード | 2,200円(税込) | 550円(税込) | 無料 |
| 楽天プレミアムカード | 11,000円(税込) | 550円(税込) | 無料 |
| 楽天ビジネスカード(楽天プレミアムカードの申込必須) | 2,200円(税込) | 付帯不可 | 1枚目無料 2枚目以降550円(税込) |
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※楽天カード・楽天PINKカードのETCカードはダイヤモンド・プラチナ会員は無料。 ※楽天ANAマイレージクラブカードは年1回以上の利用で翌年も無料。 ※各カードの詳細・最新情報は楽天カード公式サイトにてご確認ください。 |
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楽天カードと楽天銀行カードの違い比較(2026年版)
| 比較項目 | 楽天カード | 楽天銀行カード |
|---|---|---|
| 入会キャンペーン | 多い(定期的に高額キャンペーン実施) | 少ない(楽天カードより低め) |
| 国際ブランド | VISA / Mastercard / JCB(3択) | JCBのみ |
| 家族カード | 付帯可(無料) | 付帯不可 |
| 楽天Edy・ポイント機能 | 付帯可 | 付帯不可 |
| 引き落とし口座 | 各金融機関から自由に選択可 | 楽天銀行のみ |
| カードの特徴 | クレジットカード機能のみ | クレジット+キャッシュカード一体型 |
| ※楽天カードはAmerican Expressブランドの発行を終了しています(2026年現在VISA・Mastercard・JCBの3ブランド) | ||
キャンペーン(2026年版)
楽天カードは定期的に高額入会キャンペーンを実施しており、期間限定で7,000〜10,000ptが獲得できるキャンペーンを行っています。対する楽天銀行カードは、楽天カードより低いポイントのキャンペーンにとどまる場合が多く、この差は大きなポイントです。最新のキャンペーン情報は公式サイトにてご確認ください。
国際ブランド(2026年版)
楽天カードはVISA・Mastercard・JCBから選択できますが、楽天銀行カードはJCBのみです。
世界の国際ブランドシェア(参考):
- VISA:約56% / Mastercard:約26% / UnionPay:約13%
- American Express:約3% / JCB:約1%
日本国内利用では不便に感じることは少ないですが、海外利用が多い方にはJCBのみの楽天銀行カードは不向きな場合があります。
家族カード(2026年版)
楽天銀行カードはETCカードは付帯できますが家族カードは付帯できません。家族カードの発行が必要な場合は楽天銀行カードは選択肢から外れます。
楽天Edy・ポイント機能(2026年版)
楽天銀行カードは電子マネーのEdy・楽天ポイント機能を付帯できません。楽天Edyや楽天ポイントを利用したい場合は、楽天EdyアプリやポイントアプリをスマホにインストールしてQRコード提示で対応する方法があります。
引き落とし口座(2026年版)
楽天カードは様々な金融機関から引き落とし口座を選択できますが、楽天銀行カードは楽天銀行のみです。他の金融機関を引き落とし口座に設定することはできません。
楽天カードを引き落とし口座「楽天銀行」で使うのが最もお得な使い方
楽天銀行口座を引き落とし先にすると利用可能額がリアルタイム反映(他行は2〜4営業日)
国際ブランドはVISA・Mastercard・JCBから自由に選択可
家族カード・Edy・ポイント機能も付帯可能
楽天カード 公式サイトで申し込む
楽天銀行を引き落とし口座にするメリットを確認する
※入会審査があります。審査結果によってはお申し込みに沿えない場合があります。
楽天銀行カードの落とし穴:発行後の手続きが2倍の手間(2026年版)
楽天カードはクレジットカード会社への連絡1回で手続きが完結しますが、楽天銀行カードはクレジットカードとキャッシュカードの一体型のため、ほとんどの手続きで楽天カードと楽天銀行の両方への連絡が必要になります。
| 手続きの種類 | 楽天カード (クレジット)への連絡 |
楽天銀行 (キャッシュカード)への連絡 |
|---|---|---|
| 紛失 | 必要 | 必要 |
| 再発行 | 必要 | 必要 |
| 住所変更 | 必要 | 必要 |
| 名義変更 | 必要 | 必要 |
| 限度額変更 | 必要 | 不要 |
| 解約 | 不要 | 必要 |
| ※「必要」は窓口への電話連絡またはWeb上での手続きが必要であることを意味します。 | ||
楽天銀行カードは紛失だけでなく磁気不良や更新カードでも再発行のたびにカード番号が変更になります。楽天カードは紛失時のみカード番号が変更になるのとは大きな違いです。カード番号が変わるたびに、公共料金・保険料・携帯代などの継続決済を全て変更手続きする必要があります。
楽天カード⇔楽天銀行カードの切り替え手続きと注意事項(2026年版)
楽天カード → 楽天銀行カードへの切り替え手順(2026年版)
既に楽天銀行口座を持っている場合、e-NAVIから切り替えができない場合があります。その際は楽天カードを一度解約後に楽天銀行カードを新規申し込みしましょう。いずれの場合もまず楽天カードコンタクトセンターへの連絡が必要です。
楽天銀行カード → 楽天カードへの切り替え手順(2026年版)
カード切り替えには必ず審査が必要です。審査の結果によっては切り替えができないだけでなく、利用中のカードが利用停止になる可能性があります。延滞履歴などカードの利用状況を確認してから手続きしましょう。
切り替え時の5つの注意事項(2026年版)
カード番号が変わるため、公共料金・保険料・携帯電話代など毎月の継続支払いをしている場合は再手続きが必要です。切り替え前に変更手続きを完了させておきましょう。
リボ払いや分割払いの残高が残っている場合、残高の支払いが終わるまでは各カード別々に引き落としが行われます。
楽天カードを解約してもEdyの残高は引き続き利用できます。ただし切り替え後はEdy利用によるポイントは付与されなくなるため、できれば残高を使い切ってから手続きしましょう。
利用中の家族カードやETCカードは利用できなくなります。楽天銀行カードへ切り替えした場合はETCカードのみ付帯可能です(年会費550円税込。ダイヤモンド・プラチナ会員は無料になる場合あり)。
切り替え前に利用していたカードは新しいカードを利用した時点で機能が停止します。継続決済等の変更は旧カード機能が停止する前に完了させておきましょう。
楽天銀行カードの新規申し込み方法(2026年版)
楽天銀行カードを新規で申し込む場合は楽天銀行口座の開設が必須です。既に楽天銀行口座をお持ちの方は、楽天銀行マイページにログイン後「カード・ATM」タブから申し込み手続きが可能です。
楽天銀行カードのメリット・デメリットまとめ(2026年版)
楽天銀行カードの良い点
- クレジット+キャッシュカードが一体化でカードがかさばらない
- 楽天銀行口座を持っている方は便利
楽天銀行カードの注意点
- 入会キャンペーンポイントが楽天カードより少ない場合あり
- 国際ブランドがJCBのみ
- 家族カードが付帯不可
- 楽天Edy・ポイント機能が付帯不可
- 引き落とし口座が楽天銀行のみ
- 手続きが楽天カード+楽天銀行の2社に必要(2倍の手間)
- 再発行のたびにカード番号が変更になる
- 問い合わせ先が分かりにくい(2社間でたらい回しに)
キャッシュカードとクレジットカードが一体化する点を除けば楽天銀行カードを選ぶメリットは少ないです。問い合わせが2社間でたらい回しになる実体験もあります。個人的には楽天カードを所持して、引き落とし口座を楽天銀行に設定するのが最もお得な使い方です。楽天銀行を引き落とし先にすると利用可能額がリアルタイムで反映され、他行の2〜4営業日待ちが解消されます。
楽天カード+楽天銀行の組み合わせが最強。一体型より手間も手続きも圧倒的に楽
楽天カード:VISA/Mastercard/JCBから選択可・家族カード・Edy・ポイント機能付帯可
引き落とし口座を楽天銀行に→利用可能額がリアルタイム反映(他行は2〜4営業日)
手続きは楽天カード1社で完結・再発行でカード番号が変わらない
楽天カード 公式サイトで申し込む
楽天銀行を引き落とし口座にするメリットを確認する
※入会審査があります。キャンペーン内容は変更になる場合があります。最新情報は楽天カード公式サイトにてご確認ください。
まとめ
- 楽天銀行カードはクレジット+楽天銀行キャッシュカード一体型。楽天カードとの重複所持不可
- 楽天銀行カードのデメリット:国際ブランドJCBのみ・家族カード不可・Edy/ポイント機能なし・引き落とし口座は楽天銀行のみ
- 手続きは楽天カード(クレジット)と楽天銀行(キャッシュカード)の2社への連絡が必要(2倍の手間)
- 再発行のたびにカード番号が変更(紛失だけでなく磁気不良・更新も含む)→ 継続決済の変更手続きが都度必要
- 切り替えには審査が必要。最悪の場合、利用中のカードが利用停止になる可能性あり
- 既に楽天銀行口座を持っている場合、e-NAVIからの切り替えができない場合あり
- 切り替え前に:継続決済の変更・Edy残高の使い切り・ETC/家族カードへの通知が必要
- 楽天銀行カードの新規申し込みには楽天銀行口座の開設が必須
- 個人的おすすめ:楽天カードを所持して引き落とし口座を楽天銀行に設定するのが最もお得で手間もかからない


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