PayPayが2022年2月1日より「後払い決済」への対応を開始しました。

QRコード決済では、メルペイやFamipayに続いての参入となります。
メルペイ定額払いやFamiPay翌月払いは、過去に金融事故を起こした方でも審査に通過している口コミを見かけますが「PayPayあと払い」はクレジットカードの審査と変わりがなく訳ありの人たちにとって審査がかなり厳しい印象を受けます。
では、実際の評判はどうなのか?
この記事ではまとめます。
PayPayカード所持者は申し込み不可
現在、PayPayが発行するクレジットカードには、PayPayカードとYahoo! Japanカードとの2種類があります。この記事の対象になるのは、審査が必要などちらのカードも所有していない方です。
所有カード | PayPayあと払いに申し込むと、、、 | 審査 |
---|---|---|
PayPayカード | 申込不可 | ー |
Yahoo! Japanカード | ヤフーカードをPayPayアプリの支払いやオートチャージ等に登録している場合、情報は削除されます。 | 無 |
上記どちらも未所有 | ※「PayPayカード」のバーチャルカードが発行される。 | 有 |
※バーチャルカード版のみ発行される場合、国際ブランドはJCBにになります。プラスチックカードの発行を希望する場合、国際ブランドはVISA、MasterCard、JCBから選択可能です。 |
PayPayカードには、バーチャルカードとプラスチック製カードがあり「PayPayあと払い」はバーチャルカード版の位置付けになるので、すでにPayPayカードを所有している方は、あと払いへの申込はできません。

「PayPayあと払い」でもプラスチック製のカード発行は可能ですが、入会キャンペーン7,000円に加えて5,000円の合計12,000円が貰える「PayPayカード」をポイントサイト経由で申し込んだ方が圧倒的にお得です。
また、現在Yahoo! Japanカードを持っていて、尚且つ、PayPayへの支払いやチャージに使用している場合「PayPayあと払い」に申し込むとその設定は自動で解除されてしまいます。
そして、2022年4月より、Yahoo! JapanカードはPayPayカードへ切り替わるため「PayPayあと払い」に申し込まれた方は、いち早く待期期間となり、変更が適用されるまではYahoo! Japanカードと「PayPayあと払い」を重複して使用することになります。
審査基準や時間は?ブラックでも審査には通過するのか?
PayPayあと払いはクレジットカードの審査と変わりがなく、在籍確認も行われる場合があります。審査時間は、早ければ5分ほどで終了しますが、現在はサービス開始したばかりで申し込みも殺到している為、数日かかる可能性もあるようです。

ちなみに私は、過去に金融事故を起こし債務整理を行いましたが、喪明け(5年経過)後、メルペイ定額払いやFamiPay翌月払いでクレヒスを作ったからか、PayPayあと払いの審査にも5分で通過しました。
その他、過去に事故歴のある方でも審査通過の報告は上がっているので、現在進行形で延滞・遅延をしている方以外ならチャンスはあると思います。
そして、申し込みできる方ですが、PayPayカードの審査と同様になる為、下記が対象者となります。
- 日本国内在住の満18歳以上(高校生除く)の方
- ご本人様または配偶者に安定した継続収入がある方
- 携帯電話認証(SMS認証)が可能な携帯電話をお持ちの方
審査に通過した人の口コミ

多分落ちると思ってたら審査通ったww枠は15万円やった。

スペックは、勤続3年で月収24万円、信用情報ホワイト。クレカ作れる人なら多分通ると思う。

年収320万で、クレヒスは1年くらいしかないけど審査通過した。枠は20万円だった。

Yahoo! Japanカードは落ちたけどPayPayあと払いは可決したよ。

Nudge(ナッジ)落ちたけどPayPayあと払いは可決した。

30代で年収350~400万円。貯蓄200~299万円。10年前に個人再生したけど、苗字・職場・住所全て変わったからか5分で審査通過した。

PaidyとFamiPayローン立て続けに落ちたからダメ元だったけど、審査通ったw

Cover(みんなの銀行)は落ちたけどPayPayあと払いは可決した。
異動あるけど任意整理やからかな・・・

デポジット型ライフカード落ちた俺ですら発行されたwww

父親無職だけどpaypayカードを専業主婦(夫)で申し込んだら2分で10万可決だったよ。
審査落ちした人の口コミ

否決通知も無く、あと払いのアイコンも消えたwww

PayPayあと払い審査キツすぎwwwこれ通る人は普通にヤフーのクレジットカード作れる人だろ。

はい否決。無駄に申し込みブラックになるだけなので、属性に不安がある人は申し込みしない方がよい。

そもそも最初から25万も使える後払いを簡単に審査通す訳がないよな。残念やけど妥当なとこだろう。

審査終わってないけど機能一覧からあと払いのアイコンが消えた・・・

進行形ブラックだけどAmexは持っている。PayPayあと払いとNudge(ナッジ)は瞬殺だった。

開始直後は審査甘いこと多いのに否決やった。
否決後の再審査はあるの?
審査に一度落ちた方は暫く申請はできません。また、当然と言えば当然ですが、否決後に新しくアカウントを作って申し込んでも「PayPayあと払い」は個人情報をしっかりと入力する必要があるので、通過するなんてことはありません・・・

否決画面に「しばらく申し込みはダメよ」って文章が出るパターンと「再度申し込むボタン」が出るパターンの2通りあるけど、俺は出なかった。

月が変わったら再申請できると思ったが無理そうだ。3ヶ月くらいはできないのかな。

1回目の否決から1ヶ月たつけど、まだ再申請できない。

1回目審査落ちて申し込みボタンすら押せなくなって、新しく作った垢で2回目申し込んだけど、また落ちた。さすがに漆黒は通してくれない。
メルペイスマート払いやFamiPay翌月払いより審査が厳しい
メルペイやFamiPayに続き、今回PayPayも後払い(BNPL)への対応を開始しましたが「PayPayあと払い」は両者に比べ審査は厳しいです。

「メルペイスマート払い」等は、売買データを与信判断につなげる独自の審査基準を取り入れていますが「PayPayあと払い」ではそうしたデータは一切使っていないことも要因の一つでしょう。
また、メルペイスマート払いやFamiPay翌月払いは、開始当初は通過しやすく徐々に間口を狭めていきましたが、PayPayは初めからその気配すらありません。
そもそも「PayPayあと払い」は、クレジットカードを持たず尚且つ、ペイ払いに慣れた若者や還元率を渋り過ぎて他社ペイに去ったユーザーを、後払い(BNPL)と称した実質的にはPayPayカードの契約者として取り込む為の撒き餌にすぎません。
そして、PayPayのシェアは下記のように断トツなので、他社のように間口を広げるリスクを負うことなくクレジットカードが持てる安全な層だけをターゲットにすればいいんです。
WBS | MMD研究所 | |
---|---|---|
PayPay | 54.3% | 43.1% |
d払い | 13.0% | 18.2% |
楽天ペイ | 13.8% | 15.4% |
au PAY | 8.6% | 12.1% |
LINE Pay | 10.3% | 4.60% |
メルペイ | ー | 3.60% |
FamiPay | ー | 1.50% |
QUOカードPay | ー | 0.90% |
ゆうちょPay | ー | 0.40% |
※中列は、2021年8月19日にWBSが公表したデータです。 ※右列は、2021年1月にMMD研究所が18~69歳の男女45,000人を対象に行った調査結果です。 |
よって、過去に金融事故を起こし解消されている方は別として、現状で信用情報に不安のある、いわゆる招かれざる属性の人たちが審査に通過するなんてことは、今までも、そして、これからも起こりづらいと個人的には思います。
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